ドッグフード袋にある原材料を見たことがりますか?
安価なドッグフードとプレミアムドッグフードのメイン原材料を比べると驚くほどの違いがあることが分かりました。
そこで、犬の食事にはかかせないタンパク質の着目して、それぞれのドッグフードを比較してみました。
実際のレビューのリンクも貼ってありますので、ご覧ください。
※記事内にPRを含みます。
Contents
犬にとってたんぱく質が安全にとれるドッグフードとは?
タンパク質の含有量が多いだけでは安全なドッグフードとはいえません。
人間が食べてはいけない新鮮でない肉や魚を大切なワンちゃんに、
与えていいはずはありません。
そこで、たんぱく質の含有量はもちろん、安全なドッグフードの基準をまとめました。
Point1新鮮な原材料を使用しているか?
本当に安全なドッグフードは、人間が食べても大丈夫なように作られています。
犬だからといって、人間が口にしない質の低い穀類や廃棄部位などの肉や魚を
食べても大丈夫という保証はないですよね。
新鮮な原材料から作られているドッグフードは、
人間用食材として認定をうけた原材料を使っていること
そして、産地や飼育環境がきちんと分かる食材であることが
安全かどうかの判断基準の1つとなります。
Point2穀物の量が少ない、もしくは使用されていない
犬に与えるドッグフードを選ぶ際に、「グレインフリー」「グルテンフリー」という
言葉を、良く聞くようになりました。
グレイン(grain)は穀物、とくに穀類を指し、グレインフリーは「穀類を使っていない」という意味です。
グルテン(gluten)は穀類の胚乳から作られるタンパク質のことで、
ドッグフードに関して言えば、「小麦・大麦・ライ麦を使っていない」という意味で使われています。
犬は、雑食性で炭水化物や、野菜、果物など何でも食べられると思っている方も多いと思います。
実際、以前に我が家で飼っていた犬はパンが大好きでした。
しかし、犬の体は穀物(穀類)を消化するのに必要なアミラーゼという酵素が
人間と違い、少ししか持っていません。
祖先のオオカミから、犬が人間と暮らすようになり、穀物を食べることが出来るようにはなりましたが、
犬の腸は人間よりも短く、動物性タンパク質を消化するのに向いている体となっています。
また、犬の歯を見れば一目瞭然で、人間の歯のように穀物をすり潰すための臼歯はありません。
安価に売られているドッグフードには、コストの安いトウモロコシ類の穀物がカサ増しとして
大量に使われいます。人間の食用に使われているコーンスターチの残りカスを使用する場合もあり
栄養価はほとんど無いと言っていいでしょう。
しかし、穀物すべてが犬にとってダメなわけではないので誤解しないでくださいね。
小麦のように「グルテン」を多く含む穀物ではないものは、大量でなければ、犬にいい栄養補給源になります。
穀物アレルギーがある犬にはグレインフリーのドッグフードを選び、アレルギーの心配がなければ、
消化に良い穀物が少量使われているものであれば、選択しても良いでしょう。
Point3人工添加物が使われていない(無添加)である
ドッグフードの賞味期限を見たことがありますか?
いくつかの商品を見ればわかりますが、賞味期限が1年以上のものも多く販売されています。
賞味期限が長すぎるドッグフードには、保存料や添加物が使用されているため
微量ならば便によって体から排出されますが、長期にわたって摂取すれば犬の健康に
害を及ぼす恐れもあります。
例えば「涙やけ」の原因の1つである鼻涙管に老廃物が詰まれば、目から涙が溢れやすくなります。
もともと鼻涙管が細い犬もいますが、そうでなければドッグフードの添加物に原因があるかもしれません。
また、着色料(青色〇号や赤色〇号)が多く使われたオヤツを食べさせたら、
犬の目から「赤い涙がでた」という事例もありますので、出来るだけ無添加のドッグフードを選びたいですね。
実際に我が家の犬の涙も、ややピンクがかっていました。
人工的に抽出されたビタミンやミネラルの添加も、どちらかというと控えめのものがを選び
やたらに色が強い食べ物も避けた方がいいでしょう。
これらのポイントを踏まえて市販のドッグフードを含め5種を比較してみました。
※下の表のHG(ヒューマングレード)とは、人が食べても良い食品を使用しているかという略です。
ロイヤルカナン |
※HG | 添加物 | 参考価格 | 1kg当たり |
✖ | ✖ | 2600円/2kg | 1300円 | |
穀物 | ||||
とうもろこし、とうもろこし粉、コーングルテン、米 | ||||
ニュートロ |
※HG | 添加物 | 参考価格 | 1kg当たり |
△ | △ | 3130円/2kg | 1565円 | |
穀物 | ||||
玄米、粗挽き米、米糖、オーツ麦 | ||||
カナガン |
※HG | 添加物 | 参考価格 | 1kg当たり |
〇 | 〇 | 税抜5,320円/2kg | 1980円 | |
穀物 | ||||
- | ||||
モグワン |
※HG | 添加物 | 参考価格 | 1kg当たり |
〇 | 〇 | 税抜4,960円/1.8kg | 2200円 | |
穀物 | ||||
- |
これまで、食べさせていた「ロイヤルカナン」が、意外にも低品質なドッグフードだと知り、少なからずショックでした。
しかも、ロイヤルカナンの主原料は穀物…。犬にとっては最適だとは良いがたいですね。
やはり安い商品は、添加物や、価格を抑えるためのカサ増しの穀物類が含まれているようです。
無知な飼い主でごめんね!!我が家のBonちゃん。
タンパク質含有量の多いドッグフード3選
安全が保証されたドッグフードの中から上の表より
「たんぱく質含有量が多い」「原材料の品質」「グルテンフリー」「無添加」
の評価が高いものを、3種類ピックアップしてみました。
実際に、以下のドッグフード3つのレビュー記事もリンクで貼っているので
気になる方はご覧になって下さいね。
カナガン
カナガンの特徴
○チキンたっぷり50%以上
○100%無添加で安心&安全
○グルテンフリーで消化にも良い
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モグワン
モグワンの特徴
○メインの食材はチキンとサーモン
○「手作り食」がコンセプトの安心原材料
○人工添加物不使用
たんぱく質に着目して比較
プレミアムドッグフード3種をもっと詳しく比較してみました。
モグワン | カナガン | |
内容量 | 1.8kg | 2.0kg |
価格 | 税抜4,960円 | 税抜5,320円 |
メイン食材 | チキン&サーモン53% | 平飼いチキンなど58% |
穀物 | グレインフリー | グレインフリー |
添加物 | 無添加 | 無添加 |
モグワン・アカナ・カナガンとも、品質や安全性は非常に高く、安価なドッグフードには無い高タンパクな商品ですが、
特にカナガンはタンパク質の含有量は70%と非常に高いですね。
他の目立った違いはメインのたんぱく質の種類と油のようです。
モグワンはチキンとサーモンがメインで使用されていますが、
アカナは鶏肉、七面鳥、ラム、魚、ダック、豚肉など多くの動物性たんぱく質を使用しています。
カナガンは、モグワンとアカナの良いとこどりで、我が家の犬の食い付きも良かったです。
↓我が家は、ササミのお肉をトッピングして与えたりしてますよ。
違うお肉も食べさてあげたいのなら、モグワンをたまに取り入れてもよさそうですし、
味の違いもあるので、ローテーションで与えても食いつきが良くなるかもしれません。
それから、使用している油ですがモグワンは消化器官に優しいサーモンオイルとココナッツオイルを使用しています。
サーモンオイルはオメガ3脂肪酸が多く含まれているので、毛艶にはとっても良いおすすめの油です。
モグワン・アカナ・カナガンも、評価の高いドッグフードなので、
その時のワンちゃんの健康状態に合わせて選んでも良いですね。
まとめ
犬はもともと肉食動物です。それだけに、大切な愛犬には
質の良いタンパク質が入ったものを与えたいですね。
値段や手に入りやすいだけの基準だけでなく、原材料にも目をむけたいですね。
毎日、ワンちゃんが食べるものだからこそ、よく考えて
食生活をより楽しく健康的なものにしましょう。
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