2019年6月に改正動物愛護法が成立し、マイククロチップの義務化が可決しました。
我が家の犬は、法律改正前に購入したのでマイクロチップは入っていませんが、これから検討しようと思っています。
そこで今回は、犬のマイクロチップの入れ方や費用、住所変更した場合などを調べてみたいと思います。
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マイクロチップを義務化した改正動物愛護法とは?
今回の改正動物愛護法では、3つの改定がありました。
①動物殺傷罪を厳罰化
5年以下の懲役または500万円以下の罰金。
②子犬 子猫の販売時期を生後49日頃から56日間に遅らせる
③ペットショップや繁殖業者に対して、犬・猫へのマイクロチップ装着の義務化。
①の動物を殺傷した場合「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」だったのが、「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」に引き上げられましたが、まだまだ低いような気がしますね。
犬のマイクロチップの入れ方は?痛みはある?
犬のマイクロチップは直径2ミリ、長さ12ミリ程度の円筒形で、獣医師が注射器で犬や猫の体に埋め込みます。
マイクロチップに記録された15桁の番号をマイクロチップリーダーという専用機で読み込むと、飼い主の情報と照合できるようになります。
マイクロチップ挿入時間はわずか5秒
実際にマイクロチップを注射器で入れるところを見てみると、わずか5秒で終了していました。
犬の左前足の付け根(肩甲骨辺りの皮下)に注射器を入れていましたが、特に痛がる様子もなく異物感もなさそうでした。
犬に、そこまでの苦痛はなそうなのが印象的でした。
どうしても、愛犬に痛みを感じさせたくないのであれば麻酔をすることも可能です。
犬のマイクロチップ埋め込み費用は?
犬のマイクロチップを埋め込む費用は、約3,500円から5,500円ほどです。
動物病院によって費用が変わってくるので、確認しても良いですね。
そして、犬の情報を登録する登録料として別途1000円の費用がかかります。
マイクロチップに登録できる情報は?
15桁の番号のマイクロチップに登録できる内容は、
●飼い主の氏名
●住所
●電話番号
となります。
これだけの情報が登録できるので、マイクロチップの埋め込み費用は安いのではないでしょうか。
マイクロチップのメリット・デメリット
マイクロチップを入れることでのメリット・デメリットをまとめてみました。
マイクロチップのメリット
首輪が外れても迷子札の代わりになる。
首輪に連絡先を書いている方も多いかもしれませんが、首輪はひっかかると安全上、はずれやすい構造になっています。
ですので、もし迷子になってしまい首輪が、何かのひょうしに取れてしまうと、情報が何も分からなくなってしまいます。
マイクロチップならば、体内に埋め込むのでまずなくなってしまうことはありません。
災害の時には、多くのペットが迷子になりましたがマイクロチップがあればスムーズに飼い主の元に戻ってくるはずです。
災害時の避難の記事は以下をご覧ください。↓
盗難防止
盗難するような悪い人なら、首輪を外して証拠を残さないようにするかもしれません。
マイクロチップがあれば、飼い主がすぐに特定できますし、盗難の抑止力にもなりますね。
マイクロチップのデメリット
スキャンが読み取れないことも
マイクロチップと専用機の相性があわず、うまく情報が読みとれないことが、まれにあるそうです。
もし、そうなった場合はマイクロチップを入れていても意味がなくなってしまいます。
住所変更を忘れてしまうと照合できない
もし引っ越しをして住所が変わり、マイクロチップの情報を変更しないと迷子になった時に飼い主を特定することが難しくなることもあります。
マイクロチップは引っ越ししても自動で変更はできませんので、変更手続きを忘れずしなければなりません。
まとめ
これで、マイクロチップの入れ方や費用についてまとめを終わります。
マイクロチップにはメリット・デメリットがあります。
もし心配なことがあれば、動物愛護のイベントなども地域で盛んに行われているので、その際に相談してみるのも良いと思います。
これ以上、不幸な迷子犬が増えないようにマイクロチップを検討してみてはいかがでしょうか。
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