我が家のボストンテリアの「涙やけ」が拭き取るだけでは、改善されないため
体の内側にも原因がある可能もあるので、ドッグフードを思いきって変えてみることにしました。
今回、試してみたのは「涙やけ」対策に人気のある「アカナ」のドッグフードです。
愛犬に合うか口コミをお探しの方に、与えてみての、良い点も悪い点も本音で書いてみました。
「涙やけ」対策で「アカナ」を検討されている飼い主さんの、ご参考になれば幸いです。
ヒューマングレード | 添加物 | 参考価格 | 1kg当たり | |
〇 | 〇 | 3750円/2kg | 1875円 | |
穀物 | ||||
ノーグレイン |
Contents
実際にアカナ購入して与えてみた感想
アカナのシリーズの「アカナクラシック」9種類から「パピースモールブリード」を、生後5カ月のボストンテリアBon に試してもらいました。

パッケージは、カナダ産なのでビッシリ英語表記ですが、日本語の原材料・保障成分値・給餌量のシールが貼ってあるので、ご安心を。
右上には、「日本正規品」の表示もあります。今回の購入にあたって色々と調べたた結果アカナを最も安く購入できるのは、Amazonだったのですが、Amazonや楽天で購入した口コミを見ると「カビが生えていた」や「日本正規品」の文字が無いなどアカナの偽物や並行輸入品である可能性もあるようなので、不安な人は公式サイトから購入することをおすすめします。

お肉の含有量70%!米、タピオカ、ジャガイモといった消化吸収が早い炭水化物は不使用です。

袋を開けてみると、保存しやすいようにジッパーがついているので、別の容器に移す必要もなく便利ですし、衛生面からみても安心です。カナダ産なのにこの気遣いは、嬉しいですね。
開けた瞬間に、お肉のような匂いがしましたが、決して臭くないですし、新鮮そうな匂いで安心しました。

粒の大きさは、現在食べていたロイヤルカナンのパピーシリーズと比べて小粒ですが厚みがある形状です。

↓小粒だが、厚みがある
お肉の含有量が多いせいなのか、少し固そうな印象です。しかし、手にとってみると意外に簡単に割れました。

食べて、すぐは慣れていない味のせいかペッと吐き出しましたが、食べ始めると、歯ごたえが良いのかよく噛んで食べています。
また、よく噛んで食べるのと、無駄に混ぜ物がないせいかのか、満足感があるようで、いつものフードより少なくても大丈夫なようでした。

調べてみるとアカナ製品は、栄養価が高いため、他社製品に比べて給与量が少なめに設定されているようで納得です。
子犬の 体重 |
成犬理想体重/1日に与える量(g) | |||
1-5kg | 5-7kg | 7-9kg | 9kg~ | |
1kg | 30g | 40g | 40g | 40g |
2kg | 40g | 80g | 80g | 80g |
3kg | ー | 95g | 95g | 95g |
5kg | ー | 80g | 125g | 125g |
7kg | ー | ー | 95g | 165g |
9kg | ー | ー | ー | 125g |
与えはじめは「今まで与えていたロイヤルカナン8:アカナ2」の割合からスタートしてから、徐々にアカナの割合を増やしていき10日ほどで切り替えます。
便は、お腹が緩くなるという口コミがありましたが、そんなこともなく、逆に消化率が高いため、小さくてニオイのない便になりました。
アカナ製品の安全性

アカナ製品の原材料から飼い主さんには気になる安全性を検証してみました。
アカナ製品の特徴
新鮮な原材料
新鮮鶏肉(12 %)、鶏肉ミール(12 %)、七面鳥肉ミール(12 %)、赤レンズ豆、丸ごとグリンピース、そら豆、鶏脂肪(5 %)、新鮮鶏臓器, (レバー、ハツ、腎臓)(4 %)、ニシンミール(4 %)、新鮮全卵(4 %)、新鮮丸ごとカレイ(4 %)、ニシン油(2 %)、日干しアルファルファ、緑レンズ豆、丸ごとイエローピース、エンドウ豆繊維、新鮮鶏軟骨(1 %)、乾燥ブラウンケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとパースニップ、新鮮ケール、新鮮ほうれん草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、新鮮丸ごとクランベリー、新鮮丸ごとブルーベリー、チコリー根、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ、添加栄養素(1kg中):亜鉛キレート:100mg、畜産学的添加物: 腸球菌フェシウム
公式サイトより引用
原材料の70%がお肉
安価な製品の多くが肉含有量が低い(最低では25%)に対して、アカナ製品は最高70%の肉含有量を誇っています。
その上、使われているお肉は、放し飼いの鶏肉、七面鳥肉、全卵、天然魚すべてカナダ産のこだわり。
ミートミールは、よくある粗悪なお肉ではなく、人間用食材として認定を受けた肉のみを使用しているため、品質・安全性も確保されたものになります。
また、新鮮な七面鳥の内蔵も含まれリン、鉄、銅、マグネシウム、ヨウ素などのミネラル類が含まれているほか、ビタミンB群、ビタミンA、D、E、Kなども豊富に含まれています。
原材料の記載も、「草を与えられて育った生ラム肉」「新鮮骨抜き鶏肉」など、他にはない表現でも、原材料への思いが込められています。
低Gi値の野菜、果物、穀物を厳選
一般的なドッグフードによく使用される高※GI値(トウモロコシ、小麦、米など)の食品は使われていません。※Gl値とは、食品ごとの血糖値の上昇度合いを表現する数値です。
また天然微量元素と植物栄養素を供給するために、スクワッシュやカボチャ由来の食物繊維が、消化器官を優しく整えてくれます。地元原産の植物、フルーツ、野菜を多種使用しているので、効率よくバランス良い食事が実現できます。
地元カナダ産へのこだわり
アカナの食材は、地元カナダ産の新鮮な食材を使用しています。受賞歴のある自社のキッチンで製造しており、ペット用の食材としてではなく、人間も口に出来るという視点で原材料を無冷凍、無加熱、保存料なしで調達しています。
原材料の表示にも「カナダの草原に離し飼いにされたコッブ種の鶏肉」、「ノースバンクーバー島産の天然カレイ」「オカナガンバレー産の太陽の光をたっぷり浴びたフルーツ」などからもカナダ産へのこだわりが見られます。
アカナのマイナス点
アカナの良い点を挙げてきましたが、ここで正直にマイナスな点も述べてみたいと思います。
パピーには少し固い
粒が小さくて良いのですが、厚みがあり最初は食べづらそうでした。もう少し柔らかい方がいいのに・・・と思っていましたが、よく見てみるとゆっくり、しっかり噛むようになってくれたので、消化には良いのかなと感じます。他社製品に比べて給与量が少なめに設定されていますが、ゆっくり食べることによって満足感は、以前のドッグフードと変わらないようです。
価格の高さ
ぶっちゃけお財布には優しいドッグフードではありません笑ホームセンターで売られているものより、全然高いです。でも、犬の健康を考えたらそんなことも言ってられない気もします。私的には、他のドッグフードとローテーションしながらうまく与えるのも手だと思います。また、栄養価が高いのでガッツリ食べさせなくても、犬の体に必要な栄養はしっかり補給できるのでコスパは悪くないと思います。一回の支出金額をみると高く感じますが、犬の健康寿命を考えて時々アカナを取り入れる方法も良いなと思いました。
評価の高いアカナとモグワンを比較
口コミなどで評価の高い人気商品モグワンとアカナを、比べてみました。
モグワン | アカナ | |
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|
内容量 | 1.8kg | 2.0kg |
価格 | 3960円 | 3750円 |
1kg当たりの価格 | 2200円 | 1875円 |
メイン食材 | チキン&サーモン53% | 新鮮鶏肉、七面鳥肉、鶏内臓70% |
穀物 | グレインフリー | グレインフリー |
添加物 | 無添加 | 無添加 |
アカナもモグワンどちらとも、品質や安全性は非常に高い商品ですが、目立った違いはメインのたんぱく質の種類と油のようです。
モグワンはチキンとサーモンがメインで使用されていますが、アカナは鶏肉、七面鳥、ラム、魚、ダック、豚肉など多くの動物性たんぱく質を使用しています。
違うお肉も食べさてあげたいのなら、モグワンをたまに取り入れてもよさそうです。
それから、使用している油ですがモグワンは消化器官に優しいサーモンオイルとココナッツオイルを使用しています。サーモンオイルはオメガ3脂肪酸が多く含まれているので、毛艶にはとっても良いおすすめの油です。
アカナもモグワンも、評価の高いドッグフードなので、その時のワンちゃんの健康状態に合わせて選んでも良いですね。
涙やけの効果
ドッグフードを食べ初めて1か月後の画像がコチラです。

涙の量は少し減ったように思え、色も薄くなったような気がします。
一番の変化は涙の量と色です。
涙やけに直結する涙の色が、ピンクがかっていたのが、今では無色透明に。
涙そのものの量もグンと減ったのは、本当に実感しています。
このまま毛が生え変われば、どんどん涙やけが薄くなりそうで、本当に嬉しい♪
そしてアカナを食べ始めて4か月後のBonがコチラ↓

涙やけがひどかったところが、本当に真っ白になりました。
写真の方の目は、黒い毛がかかっていないので涙やけが目立っていたのですが
全然気にならなくなりました。
まさか食べ物でここまで変わるとは思っていなかったので、
家族みんな本当に驚いています。
我が家のBonは、幸いにも食べ物を改善することで対処できましたが、
犬の体質によって涙やけの対策法や治療法は異なります。
ただの涙やけだと思っていたら、実は大きな疾患が隠れていたということもあります。
また「涙やけ」症状がすべて必ずしも食事が原因ではないので、
気になるときは早めに動物病院を受診するようにしてください。
「ドッグフード」で体の内側からケアすると同時に、
動物病院で他の対処法がないかも確認して下さいね。
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