ボストンテリアを飼っている方なら散歩中に、一度は言われた事のある「可愛いフレンチブルドッグですね」という言葉。
飼い主なら、すぐに見分けられるのですが馴染みのない人から見ると確かに似ている犬種です。
今回は、そう言われた時にフレンチブルドッグとボストンテリアの違いをうまく説明できるようにまとめてみました。
耳の形が違う
ボステリ・・・先がとんがっていて角ばっており、耳から耳の幅が狭い

フレブル・・・丸み帯びた形状で、耳から耳の幅が広い

確かに比べると、意外に違うことに気付きます。一番簡単に見分ける方法かもしれません。
毛の色が違う
ボステリ・・・ブラック&ホワイト。分類すればブリンドル&ホワイト、シールブリンドル&ホワイトなどありますが、一般的には黒地に白の2色で俗に言う「ボストンカラー」です。
この白黒カラーがタキシードを着ているように見えると言われています。

フレブル・・・主に4色フォーン・パイド・クリーム・ブリンドル。

ただフレブルでも、白、黒の2色の柄の子がいます。若干模様の入り方が違うので見慣れていると分かりますが、そうでない人は難しいかもしれません。
体系が違う

ボステリ・・・6.8~11.35kg。スリムで足が長く、顔は小さい。
フレブル・・・8~14kg。胸板がしっかりしていて筋肉質。足はがに股。
個体差はありますが、平均するとボステリの方が一回り小さい印象です。
生まれた国が違う
ボストンテリア・・・アメリカ原産の犬種。ボストンテリアはボストン大学のマスコットでもあります。
イングリッシュブルドッグとイングリッシュホワイトテリアの交配により誕生し、改良され、ボストンテリアの名前で登録されました。

フレブル・・・名前に「フレンチ」とついていることから、フランス原産の犬種です。

性格が違う
ボステリ
・活発
・慎重
・飼い主に対して敏感
ボストンテリアは活発で、喧嘩もあまりせず無駄吠えしません。私の家にも小さい子供がいますが、一度も吠えたり噛みついたりしたことがありません。活発で一緒に遊べるので、子供がいる家庭にも向いている性格です。
フレブル
・甘えん坊
・のんびり
・愛嬌があり人懐っこい
フレンチブルドッグは穏やかな性格で、無駄に走りまわったり吠えたりしません。お利口さんが多く、おおらかな性格なのでお年寄りのいる家庭にも向いています。
ボストンテリアもフレンチブルドッグどちらも無駄吠えせず、しつけさえきちんとすれば、とても飼いやすい性格ですね。
平均寿命が少し違う
ボステリ・・・13〜15歳
フレブル・・・10〜12歳
どちらが人気?
アメリカでは、フレンチブルドッグは国内で6番目に人気のある品種であり、ボストンテリアは23番目です。
日本では、レンチブルドッグは、9番目に人気のある品種であり、ボストンテリアは26番目です。
人気では、フレンチブルドッグに軍配が上がります。
まとめ
飼っているボストンテリアをフレンチブルドックに間違えられた時の答え方として
Q「可愛いフレンチブルドッグですね」
A「似ているんですが、ボストンテリアなんです。フレンチブルドッグより手足が長く、耳が尖っているのが特徴なんですよ」
とシンプルに答えられたら、分かりやすいかもしれません。
更に、鼻ぺちゃ好きの方ならどちらも大好きですから違いを詳しく話したら盛り上がることでしょう♪
ちなみに「のらくろ」と「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくる犬はボストンテリアです。
コメントを残す